DIYを始めると、さけて通れないのが「穴明け」と「ネジ締め」ですよね!
そんなときに必要になるのが「電動ドライバードリル」です。
材料にネジの下穴を明けたり、材料同士をネジで固定したり、と様々な場面で活躍してくれます。
でも、「どうやって使うの?」「選び方がわからない…」など、実際に買おうとすると「???」が洪水のごとく押し寄せます…。
私も現在3台目を使っていますが、やっと満足できる製品に出会いました。
このページでは、だれもが感じる電動ドライバードリルの疑問をしっかりと解消して、おすすめの機種を紹介します!
1. 電動ドライバードリルとは(電動ドリルとの違い)
穴あけが専門の「電動ドリル」に対して、ネジを締めたり緩めたりする機能が付加されているのが「電動ドライバードリル」です。
ネジ締め機能としては、「逆転機構」やネジを壊さないための「トルク調整機構※1」が付加されています。
その他に、「回転数調整機構」や「LED照明」などが付加されたモデルも多く発売されており、選択肢がとても多い電動工具です。
(※1 クラッチ機能とも呼ばれますが、モーターの力(トルク)を制限して、ネジの締めすぎなどを抑制する機能です)
電動ドライバードリルの使い方
本体の先端部(チャックといいます)に、必要に応じたツール(ビットといいます)を取付けて使用します。
穴を明ける(ドリルビットを使う)場合は、トルク調整=最大に合わせます。
ネジを締める場合は、締めすぎを防止するため、トルク調整を弱め(弱い方から3段階くらい)に合わせて始めます。(その後締まり具合を見ながら適正値を見つけましょう)
スイッチは「トリガースイッチ」と呼ばれ、ピストルに例えると「引き金」の位置にあり、指の引き加減で回転数を調整します。
ビット類の選択
電動ドライバードリルには、様々な種類のビットが使えます。
穴明けには「ドリルビット(キリともいいます)」、ネジ締めには「+-やボックス型のビット」を使いますが、その他に「回転ブラシ」や「回転やすり」などがあり、工夫次第で色々な作業に使えます。
2. 「インパクトドライバー」との違い
よく似た工具にインパクトドライバーがありますが、こちらは「ネジ締め」に特化しており、穴明けには少し不向きな電動工具です。
電動ドライバードリルとの主な違いは、以下の2点です。
① チャックの形状
電動ドライバードリルのチャックは、様々な直径や形状のビットに対応します。
ですが、インパクトドライバーのチャックは「6.35mmの六角軸」のみに対応しているので、一般的なドリルビット(キリ)は使えません。(6.35mm六角軸専用品を使います)
② 打撃回転
電動ドライバードリルは、モーターの力のみで回転します。
ですが、インパクトドライバーはモーターの回転方向に対して、連続的な「打撃力」が追加され、素早く強いネジ締めが得意です。
その反面、騒音も大きく、締め加減が難しかったり、ドリルビットが折れやすかったり、と汎用性に欠けています。
使用目的として、「ネジ締め」が主体である場合はインパクトドライバーが便利ですが、「穴明け」が主体となる場合は「電動ドライバードリル」が便利でしょう。
3. 電動ドライバードリルの選び方
では、いよいよ「電動ドライバードリルの選び方」について、大切なポイントにそって解説を始めましょう。
① 用途
組み立て家具などの「ネジ締め」が目的であれば、軽量タイプの「電動ドライバー」で十分に事足ります。
でも、穴明けを含めたDIYを想定するのなら、少し重たくなっても「ピストル型」の電動ドライバードリルをおすすめします。
② 電源
大きく分けると「コード式」と「バッテリー式」がありますが、利便性と安全性を考えると、文句なしに「バッテリー式」になります。
コード式を使ったDIYの場合は、「穴明けの途中に電源コードが抜けて、突然ストップする」といったリスクがあるからです。
「常にコンセントの位置を意識しながら、電源コードの取り回しを考える」なんて、かなり面倒ですよね。
リチウムイオン型の高性能バッテリーが普及した今、「コード式」を選択する意味は、ほとんどないでしょう。
③ トルクと電圧
電動ドライバードリルを選ぶときに、気になるのが「トルク(モーターの力)」です。
「重たいモデルも嫌だけど、トルク不足で後悔したくないし…」誰もが感じる不安ですね。
では、「どれくらいのトルクがあれば十分」なんでしょうか?
正解は…「残念ながら…ありません」。
同じ穴径でも、材質や乾燥具合、穴の深さやドリルビットの切れ味など用途次第で、必要トルクが大きく変わるからです。
そこで、注目するのが「バッテリー電圧」となります。
日曜大工や木工のDIYを考えた場合は、最低でも「10.8V」か「14.8V」、出来れば「18V」が理想的です。
V(ボルト)数が大きくなるほどトルクが増えるだけではなく、18Vモデルになれば「バッテリーを共用できるアイテム」も増えるからです。
重量と予算が許せば、「18Vモデル」をおすすめします。
㊟30V以上のタイプもありますが、一般的なDIYでは18Vあれば十分でしょう。
④ チャックタイプ
今では、ほぼ全てのモデルで「キーレスチャック」が採用されています。
チャックというのは、「ドリルビット」や「ドライバービット」を取り付ける先端部のことです。(ズボンのチャックとは関係ありません…念のため)
「キーレスチャック」は、専用工具を使わずにビットを交換できる優れた機構なので、電動ドライバードリルには必須項目です。
⑤ バッテリーの共用
電動工具を選ぶときに、忘れてはならないのが「バッテリーの共用性」です。
「リチウムイオンバッテリー」は高価なので、色々な工具に使い廻すことで、今後の購入代金を節約できるからです。
それぞれのメーカーによって異なるので、将来欲しくなりそうな電動工具が、ラインナップされていることを確認して選びましょう。
⑥ 信頼性
電動工具全般に共通することですが、「安全」で「安定」して「長く使える」ことが大切なポイントです。
そして、それが「楽しいDIY」につながります。
価格も気になる要素ですが、「信頼性の高いメーカー」を選びましょう。
格安製品の中には、1年程度で壊れるものも、少なくないですからね!
「信頼性」を測る方法については、以下を参考にしてください。
バッテリーについて
電動工具に採用される「リチウムイオンバッテリー」は、製造過程において高度な品質管理が要求されますので、コストもそれに見合って高価になっています。
最近では、安価な物もたくさん販売されていますが、その一方で「充電中の火災や爆発」を伴う事故が急増しているのは有名な話です。
しかし、困ったことに、外観や説明文からは「安全性」を確認することができません。
事故の危険性あり=「コストパフォーマンス最悪」と考えましょう。
材質について
電動工具には、バッテリー以外にも色々な部品が使われています。
中でも、ベアリング(回転する部分の軸受け)やスプリング(バネ)は、製品の耐久力を左右する大切な部品のひとつです。
これらの部品は、価格によって多くのグレードが流通しているのですが、製品の内部に使われているため、外部からは判断できません。
最近販売されている格安電動工具で、「当たり外れ」が多いのは、このような事情からだと推測できます。
メーカーについて
そこで私は、「その分野での歴史」と「バリエーションの豊富さ」を見ることで、「メーカーの信頼性」を判断しています。
多くの顧客が支持し続けない限り、長い歴史は刻めませんし、多くのバリエーションを生み出すためには、メーカーとして大きな資本を注がなければならないからです。
(新しいメーカーさん、ゴメンナサイ🙇)
以下に、上位4メーカーの「歴史」と「バリエーション」の比較表を作成しました。
[メーカーの歴史]2021年2月調べ
電動工具部門の歴史 | |
マキタ | 1959年から電動工具に専業(創業は1910年) |
ボッシュ | 1930年に電動工具部門を開設。 電気バリカンとハンマードリルが最初の製品(創業は1886年) |
HIKOKI 旧日立工機 | 1948年に日立のグループ会社(日立工機)として創業。 2017年にアメリカの投資会社KKRの傘下に入り、日立グループから離脱。 |
リョービ | 1968年に電動工具部門を開設、2018年から京セラグループに入る。 |
[バリエーション比較表]2021年2月オンラインカタログより
3.6V | 7.2V | 10.8V | 14.4V | 18V | |
マキタ | 0 | 13 | 103 | 139 | 295 |
ボッシュ DIY PRO | 5 1 | 0 0 | 11 28 | 0 0 | 36 69 |
HIKOKI DIY PRO | 1 0 | 3 0 | 6 0 | 3 0 | 3 69 |
リョービ | 0 | 0 | 0 | 7 | 21 |
⑦ 結論
メーカーとしては、上位4社全てが長い歴史を歩んできたことが分かります。
製品のバリエーションでは、「マキタ」がダントツのトップですが、第2位のボッシュも、「PROシリーズ」「DIYシリーズ」のそれぞれに、多くの製品をラインナップしおり、3位以下を引き離しているのが分かります。
これらの条件から、①~⑥全ての要素を高いレベルで満たすのが、「マキタ」と「ボッシュ」です。
バッテリー電圧は「10.8V~18V」がメインとなるので、DIYスタイルに合わせて、予算に合ったものを選べば失敗はないでしょう。
4. おすすめの電動ドライバードリル5選
ここまで、色々と説明して来ましたが、ずばり「私のおすすめ機種」を発表します。
1. ボッシュ PROシリーズ18V GSR18V-21
スペック
品番 | GSR18V-21 |
電圧 | 18V |
最大トルク | 55Nm |
トルク調整 | 20段階 |
変速機能 | ギヤ2段+電子無段階変速 |
回転数 低速 | 0~480rpm |
回転数 高速 | 0~1800rpm |
チャック把握(使用できるビットの径) | 1.5mm~13mm |
重量 | 1.2kg(含むバッテリー) |
充電時間(空~80%ターボ充電) | 24分 |
充電時間(空~フル) | 35分 |
LEDライト(作業灯) | 〇 |
バッテリー残量計 | バッテリーに内蔵 |
付属バッテリー | 2A×2個 |
説明
GSR 18V-21 Professionalは、信頼性が高いエントリーレベルのボッシュ18Vシリーズ、コードレス電動ドライバードリルです。
55Nmの高トルクを発揮し、基本的な穴あけやネジ締めに必要な性能を備えています。
フルメタルギアボックスおよびECP機能により、日々の使用に適したプロ向けの性能、高い信頼性、耐久性を実現しています。
(公式ページより編集)
おすすめ理由
ボッシュの電動工具「PROシリーズ」は、世界各国で産業用ツールとして絶対的な信頼を勝ち取っています。
私の知人(ロンドン在住)は、産業用印刷機器のメンテナンスをしていますが、「電動ツールは全てボッシュに決めている!」と言い切るくらいです。
私が一押しする「ボッシュ電動ドライバードリル GSR 18V-21」は、「プロの職人さんが毎日酷使する」ことを想定した高耐久モデルです。
しかも、最高トルク55Nmを発揮しながら、クラス最軽量の1.2kg(バッテリー込み)を実現しています。
なので、普段電動工具を使い慣れていない、DIYユーザーにも操作しやすい上に、金属への穴明けなど、高いトルクが要求される作業にも、決してへこたれません!
もちろん、ボッシュPROシリーズの特徴である「スタイリッシュなデザイン」と、「13mmまで把握できるキーレスチャック」が装備されているので、想定できる「ほとんどの作業」で性能不足を感じることはありません!
付属のバッテリーは「2A」×2個です。
最近では、4A以上のバッテリーが増えているので、「ちょっと少ないかも…?」と不安を感じるかも知れませんね?
でも安心して下さい!
DIY用途で容量が2Aあれば、少々のことでバッテリー切れは起こしません!(キッパリ)
私は「板張り塀の工事」で、「穴明け」と「ビス締め」に丸一日使いましたが、1.5Aのバッテリー1個で十分足りました!
これだけのスペックなのに、価格はDIYシリーズ並です!
アマゾンさんでのユーザー評価が高いのも納得ですね。
私が、自信を持っておすすめできる1台です!
2. マキタ DF484DRGX
スペック
品番 | DF484DRGX |
電圧 | 18V ブラシレスモーター |
最大トルク | 60Nm |
トルク調整 | 21段階 |
変速機能 | ギヤ2段+電子無段変速 |
回転数 低速 | 0~500rpm |
回転数 高速 | 0~2000rpm |
チャック把握 (使用できるビットの径) | 1.5mm ~13mm |
重量 | 1.7kg(含バッテリー) |
充電時間 (空~80%急速充電) | 27分 |
充電時間 (空~フル) | 40分 |
LEDライト(作業灯) | 〇 |
バッテリー残量計 | バッテリーに内蔵 |
付属バッテリー | 6A×2個 |
説明
コンパクト&スピーディー。
高剛性アルミボディーとオールメタルギヤに、ブラシレスモーター(※2)を採用した、ミドルクラスのプロ仕様モデルです。
(公式ページより抜粋)
※2ブラシレスモーター:接触型電極を使用せず「電子制御テクノロジー」によって回転を制御する、高効率、高耐久のモーターです。
おすすめ理由
「日本ブランドの製品で、最新のプロ仕様が欲しい!」という、あなたには「マキタDF484DRGX」がおすすめです。
「マキタ」は、日本全国に支店19カ所と営業所121カ所を持つ「純日本メーカー」です。
この充実したサービス網が、日本の職人さんの「安心」をサポートしています。
エアコンの取り付けなどで、お世話になっている職人さんも「DF484DRGX」を愛用していて、「これに替えてから、高所の穴明けが楽になったよ、バッテリーも減らんし…」と、ちょっと自慢してました。
このモデルの特徴は、「多枚数の薄型金属ギヤ」の採用で、高耐久と小型化を両立した点です。
同社の従来機と比較して、全長を13mm短くしたボディーは、長時間使用しても、疲れにくい設計になっています。
また、「ブラシレスモーター」は、低回転から高回転まで安定したトルクを発生させるので、DIYでよく使う「低回転での穴明け」にも、とても有効なんです。
「本格プロ仕様」ということで、価格は少し高めですが、「職人さんが選ぶ1台」として、皆さんにもおすすめします!
3. ボッシュ DIYシリーズ 18V ED118
18V-40
スペック
品番 | ED 118 |
電圧 | 18V |
最大トルク | 40.0Nm |
トルク調整 | 20段階 |
変速機能 | ギヤ2段+電子無段変速 |
回転数 低速 | 0~430rpm |
回転数 高速 | 0~1630rpm |
チャック把握 (使用できるビットの径) | 0.8mm ~13mm |
重量 | 1.3kg(含バッテリー) |
充電時間 (空~80%ターボ充電) | ー |
充電時間 (空~フル) | 約94分 |
付属バッテリー | 1.5A×1 |
説明
ED118 18V-40は快適に扱いやすく、幅広い用途にお使いいただけます。
ギア式2段変速と20段階トルク調整機能により、ネジ締め時には最適なトルク、穴あけ時には最適な回転スピードを調整することができます。
シングルスリーブの13mmドリルチャックにより、ドリルとビットをカンタンに交換することができます。
コンパクトなエルゴノミックデザインを採用し、一体型LEDライトを装備しているため、暗い場所でも快適に作業できます。
ED118 18V-40は、木材、金属、プラスチックでの穴あけ作業とネジ締め作業に対応できるオールラウンドタイプのドリルドライバーです。
(メーカー説明を編集)
おすすめの理由
おすすめの3番目は、「ボッシュDIYシリーズ」の登場です!
このモデル「ED 118」は、私が2016年くらいから使っている電動ドライバードリル、PSR18LIの実質的な後継機種ですが、性能はさらにアップグレードされています。
例1)トルク28Nm→40.0Nm. ギヤ変速なし→ギヤ2段変速。
例2)チャックの最大把握10mm→13mm
もちろんLED作業灯も装備されており、とても使いやすく設計されています。
「DIY仕様は耐久力が低そうで…」とか「あくまでも素人向けでしょ?」なんて不安に思っている人。
「いいえ、大丈夫です!」
自分で言うのもなんですが、私は結構ハードなDIYビルダーです。
今まで、「倉庫内の休憩室」や「完全自作のドア」、「ウッドデッキからフローリング…等々」いっぱい作ってきました。
そして、いつも活躍するのが、「ボッシュDIYシリーズ」の電動ドライバードリルで現在も故障なく現役で使ってます!
なので、性能や耐久力については、私が実証済です!
「PRO用も良いけれど、もうちょっとリーズナブルな方が…」と思った人!
そんなあなたには、「ボッシュ ED 118」をおすすめします。
4. ボッシュPROシリーズ GSR10.8V-35FC
スペック
品番 | GSR10.8V-35FC |
電圧 | 10.8V |
最大トルク | 35.0Nm |
トルク調整 | 20段階 |
変速機能 | ギヤ2段+電子無段変速 |
回転数 低速 | 0~460rpm |
回転数 高速 | 0~1750rpm |
チャック把握 (キーレスチャック時) | 0.8mm ~10mm |
重量(キーレスチャック時) | 900g(含バッテリー) |
充電時間 (空~80%ターボ充電) | ー |
充電時間 (空~フル) | 約50分 |
付属バッテリー | 3.0A×2 |
特殊アダプター付属 | ●キーレスチャックアダプターGFA12-B ●ビットホルダーアダプターGFA12-X ●スミヨセアダプターGFA12-E ●アングルアダプターGFA12-W |
説明
10.8Vシリーズで、ブラシレスモーターとフレキシクリックアタッチメントシステムを備えた、最も使いやすいドライバードリル
- フレキシクリックシステム:最大8通りの組み合わせが可能な、交換しやすいアタッチメント
- 極めてコンパクトながら非常にパワフルで、35 Nmと1,750 rpmの性能を発揮し、届きにくい場所でラクに操作可能
- EMP機能(モーター保護機能)を備えたブラシレスモーターが過負荷を防ぎ、長寿命を実現
(メーカーサイトより)
おすすめ理由
おすすめの4番目は、「ボッシュPROシリーズ 10.8V-35FC」です!
このモデル最大の特徴は、10.8Vでコンパクトながら35N.mの高トルクを発し、しかも多様な特殊アダプターが付属する点です。
これらのアダプターを装着することによって、他のドライバードリルではアクセスできないような狭い場所でも使用可能です。
重量1kg未満で高トルク&多彩な「GSR10.8V-35FC」、このモデルがあれば、ほとんどの作業で困ることはないでしょう。
5. マキタ 14.4V DF473DRFX
スペック
品番 | DF473DRFX |
電圧 | 14.4V |
最大トルク | 38.0Nm |
トルク調整 | 21段階 |
変速機能 | 2段+電子無段変速 |
回転数 低速 | 0~500rpm |
回転数 高速 | 0~1700rpm |
チャック把握 (キーレスチャック時) | 1.5mm ~13mm |
重量 | 1.4kg(含バッテリー) |
充電時間 (空~80%ターボ充電) | ー |
充電時間 (空~フル) | 約22分 |
付属バッテリー | 3.0A×2 |
説明
- 高出力+高耐久ブラシレスモータ搭載
- 小型ボディに、十分なパワー 38N.m
- 20段クラッチ+直結
- 2スピード切替
- LEDライト(回転前点灯&残照機能)
- 手締め機能
(メーカーサイトから編集)
おすすめ理由
おすすめモデルの最後は、「マキタ14.4V DF473DRFX」です。
10.8Vと18Vの中間に位置する14.4Vモデル、コンパクトでありながらしっかりと安定する重量感もあります。
価格的には少し高くなりますが、3.0Aのバッテリーが2個付属したお買い得セット。
マキタの14.4Vシリーズのバリエーションはとても豊富なので、これから電動工具を揃えて行く方には良い選択となるはずです。
国産のしっかりしたモデルがほしい!だけどあまり重たいのは苦手…という方には、マキタ14.4V DF473DRFXをおすすめします。
5. 性能比較表
「もっと多くのモデルを確信したい!」といった、「工具好きのあなた」のために、主要モデルの重量やトルクが「一目でわかる比較表」を作りました。
ボッシュ製品に関しては、多くのニューモデルがラインナップされているので、全製品を調査して別記事にまとめました。
ボッシュ電動ドライバードリル 全モデルの比較と機能を解説!ご興味のある方は、上記をクリックしてご覧ください!
日本のトップブランド「マキタ」をお好みの方は、以下の表からピッタリのモデルを見つけてくださいね。
マキタ | |||||
電圧 | 18V | 18V | 18V | 10.8V | 10.8V |
品番 | DF487DRGX ブラシレスモーター | DF484DRGX ブラシレスモーター | DF458DRGX | DF332DSMX | DF333DSHX |
最大トルク | 40Nm | 60Nm | 84Nm | 32Nm | 28Nm |
トルク調整 | 20段階 | 21段階 | 20段階 | 20段階 | 20段階 |
回転数 低速 | 0~500rpm | 0~500rpm | 0~400rpm | 0~450rpm | 0~450rpm |
高速 | 0~1700rpm | 0~2000rpm | 0~2000rpm | 0~1500rpm | 0~1700rpm |
チャック把握 | 1.5~13mm | 1.5~13mm | 1.5~13mm | 0.8~10mm | 0.8~1.0mm |
重量 | 1.6Kg | 1.7Kg | 2.2Kg | 1.1Kg | 1.1Kg |
充電時間 | 40分 | 55分 | 55分 | 60分 | 22分 |
LEDライト | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
バッテリー残量計 | バッテリーに内蔵 | バッテリーに内蔵 | バッテリーに内蔵 | バッテリーに内蔵 | バッテリーに内蔵 |
6. まとめ
数ある電動工具の中で、私がもっとも酷使してきたのが「電動ドライバードリル」です。
「穴明け」や「ネジ締め」はもちろん、本来の用途からは外れますが「軽い研磨作業」などにも利用できるからです。
だから、大切に使うことが大前提になりますが、「多少の無理には耐えてくれる頑丈さ」が大切なんです。
そんな経験から、「バランスのとれた性能」に「耐久力」と「安全性」を加味して、「おすすめ機種」を厳選しました。
だから、あなたのDIYにとって、「たのもしい相棒」になること間違いなしです。
どんどん使って、楽しい作品をいっぱい作ってください!