オービタルサンダーの特徴と後悔しない選び方

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目 次

オービタルサンダーを使ってみたいけど、「自分の用途に合ってるのかなぁ…?」とか「騒音は大丈夫?」といった心配を感じていませんか?

私たちDIYビルダーは、住居内やその敷地内で、「少しご近所に遠慮しながらの作業」がほとんどですから、当然ですね。

心づかい創作DIYのイメージ画像

このページでは、そういった「心づかいのできるDIYビルダー」のために、オービタルサンダーの「特徴」や「使い方」に関する疑問を解消し、「後悔しない選び方」を解説します!

そして、私の経験と電動サンダーとしての静音性から選んだ究極の「おすすめ機種3選」も紹介しますので、最後までお楽しみください!

1. オービタルサンダーとは

オービタルサンダーのイメージ画像

オービタルサンダーのオービタルとは、英語のオービター(orbiter=軌道上を旋回するもの)を形容詞にした言葉です。

電動サンダーの一種で、サンドペーパーを取り付けた研磨パッドがモーターの駆動によって旋回し、材料の表面を研磨します。

カタログに記載される仕様には「回転数」の記載がありますが、この回転数=モーターによる旋回数となります。

あえて「旋回」と表現したのは、「回転」と書くと「研磨パット自体が回転」するような印象になるからですが、実際の動きは以下の図のようになり、「研磨パッドは自転しません」。

オービット回転のイメージ図

この図では、動きを分かりやすくするために、研磨パッドの旋回軌道を大きく表しましたが、実際には直径3~8mm程度の小さい軌道で旋回しますので、感覚的には「振動している」の方が近いです。

ちなみに「オービットダイヤ」とは、この旋回軌道の半径を表し、オービタルサンダーの性能を確認する上で、大切なデーターとなるので覚えておきましょう。

2. オービタルサンダーの特徴

オービタルサンダー研磨作業のイメージ画像

オービタルサンダーは電動サンダーの仲間ですが、研磨力は最も弱い部類に入ります。

それは、研磨パッドの旋回(=振動)だけで、材料表面を研磨するからなのですが、そのおかげで「削り過ぎる…」といった心配は、ほぼ、ないでしょう。

なので、「表面を削る」ではなく、「表面を整える」といった用途に向いており、このような特徴が、「仕上げサンダー」と呼ばれるゆえんですね。

参考までに、オービタルサンダーに適した代表的な作業をあげてみましょう。

  • SPF材など、比較的なめらかな表面を仕上げる
  • ベニヤ板の表面や切断面を仕上げる
  • 材料の面取り(角面を軽く丸める)
  • 仕上げ塗装前の研磨(重ね塗りの研磨工程など)

※「荒れた表面を削ったり、ニスを剥がしたり」といった研磨作業には、ランダムアクションサンダーが適しています。

※ ランダムアクションサンダー(電動サンダー)に関しては、以下の記事で解説しています。

電動サンダーのおすすめ機種と失敗しない選び方電動サンダーのおすすめ機種と失敗しない選び方

また、サンドペーパーの取付け方法としては、「クランプ式」と「マジックテープ式」があります。

前者のクランプ式は、豊富な種類の「市販サンドペーパー」を使うことができ、ランニングコストを下げることができます。

一方の「マジックテープ式」は、専用のサンドペーパーが必要になるので、コスト的には不利になりますが、装着が簡単でスピディーなところが魅力です。

クランプ式のイメージ画像
クランプ式
マジックテープ式のイメージ画像
マジックテープ式

3. オービタルサンダーの効果的な使い方

では、オービタルサンダーの効果的な使い方と注意点について解説していきましょう。

① サンドペーパーの装着

研磨パッドに、作業に適したサンドペーパーを装着します。

クランプ式の場合は、あらかじめ研磨パッドのサイズに合わせたサンドペーパーを、準備しておきます。

② スピード調整

スピード調整機能がある場合は、作業内容に適したスピードを選択します。
(作業内容ごとの調整は、以下の表を参照してください)

作業内容 サンドペーパー# サンダーの速度
SPF材などの表面仕上げや面取り #120から#240を順番に使用 中速から低速へ段階的に移行
塗面研磨(重ね塗り) #120~#240(好みで) 中速~低速を選択
切断面の研磨 #60から#240を順番に使用 荒削り:高速~中速
仕上げ:低速

※静音を重視する場合は、すべての作業で低速を選んでも問題ありませんが、長時間の低速運転はモーターの過熱を招きますので、注意してください。(低速を選んだ場合、研磨時間は長くなります)

③ 安全確保

ゴーグル、マスク、グローブのイメージ画像

作業用グローブと防塵マスク、防護メガネを着用します。

研磨作業で出る粉塵は、目に入っても、吸い込んでも有害なので、集塵機能だけに頼らず、自ら防御しましょう!

作業用グローブは、「あなたの手を保護する」のはもちろん、グリップ力も増加するので、作業がとても楽になります。

④ 集塵ユニットの取付け

ダストバックが外れた状態のイメージ画像

集塵ユニットをしっかりと取り付けます、取付けがあまいと、細かい粉塵が漏れ出すで注意してください!

見た目は「きな粉(#^.^#)」のような粉塵ですが、もちろん食べられませんし、掃除も大変なので、確実に取り付けましょう。

屋外への拡散も、ご近所迷惑になるので、絶対にNGです!

⑤ サンディング(研磨)開始

サンディング開始のイメージ画像

オービタルサンダーを材料に軽く押し当てて、電源スイッチをONにします。

オービタルサンダーを強く押し当てた状態で電源スイッチを入れると、オービタルサンダー本体の消耗を早めることになるので、注意してください。

⑥ 均一に研磨する方法

サンドペーパー面全体を材料に軽く押し当てた状態で、材料の表面全体を均一に移動させて研磨します。

オービタルサンダーを、木目に対して斜め方向に移動させると、均一に仕上がりやすくなります。

オービタルサンダーの移動手順のイメージ画像

研磨時の注意事項

※オービタルサンダーを材料に強く押し当て過ぎても、研磨効果は変わらず、サンドペーパーの消耗や目詰まりを早めることになります。そして、本体の消耗も早めます。

※オービタルサンダーを、材料表面に軽く押し当てた状態で、ユックリと移動させることで、集塵機能が有効に働きます。

※面取りの場合は、押し当てる力をさらに弱くしないと、サンドペーパーが破れてしまいます。(特に集塵穴付近)

集塵穴付近ペーパー破れのイメージ画像
集塵穴付近は、特に破れやすいので注意してください。

⑦ 段階的な表面仕上げ

材料の表面をきれいに仕上げるためには、使用するサンドペーパーを、荒い番手#(小さな番号:例#80)から細かい番手#(大きな番号:例#240)へ、ステップアップして使用すると効果的です。

私のおすすめは、以下の手順です

サンドペーパーの使用順序画像

#80で荒研磨 → #120で中研磨 → #240で仕上げ研磨
※材料の表面がキレイなとき(SPF材などの場合)は、#80での荒研磨は省略できます。

⑧ 作業の終了

作業が終われば電源スイッチを切り、オービタルサンダー本体と集塵ユニットを清掃します。

低速運転を長く続けた後は、モーターが過熱している場合があるので、電源を切る前に3分程度の無負荷運転(材料から離した状態での空運転)でモーターを冷却して下さい(長持ちの秘訣です)

冷却運転の必要性イラスト

清掃時の注意事項

※研磨パッドの集塵穴周辺や集塵ユニットなどに溜まった粉塵は、収納前に掃除機、歯ブラシなどを使って取り除いてください。
長期間放置すると湿気を吸収して取れにくくなり、オービタルサンダー本体の劣化につながります。

※紙パック式などの掃除機は、粉塵によって目詰まりする場合があるのでサイクロン式がおすすめです。

集塵機清掃のイメージ画像

4. オービタルサンダーの後悔しない選び方

オービタルサンダーは平均的に作動音が大きめで、機種による性能差も大きいので焦点を絞ってしっかりと選ぶことが大切です。

ここでは、住宅地での使用を前提にした「後悔しない選び方」を解説していきます。

①電源

オービタルサンダーによる作業は、比較的ユックリとした動きで作業時間も長めになるため、1台目の購入であれば100Vのコード式をおすすめします。

コードレス式(バッテリー式)は便利なのですが、充電切れを意識する必要があるからです。

サンディングは作品の仕上がりを左右する大事な工程なので、バッテリー残量を気にしないでユックリと進めたいですね。

バッテリー残量制限なしのイメージ画像

②集塵機能

集塵機能は絶対に必須!

「屋外で作業すれば大丈夫」なんて声も聞きますが、吸い込むと有害な粉塵をご近所にまき散らすのは絶対にNGです。

粉塵による迷惑のイメージ画像

集塵機能はメーカーによって性能差があるようなので、集塵率の高い機種を選びましょう。

③静音性・低騒音

オービタルサンダー(電動サンダー類)が発する騒音は平均的に大きめなのですが、メーカーや機種によって、とても大きな差があります。

サンダー騒音のイメージ画像

これは、本体の材質や構成部品の強度、メーカーの静音設計に対するこだわりの結果で、想像以上の差があるので特に注意しましょう。

研磨能力大=騒音大とは限りませんので、オービタルサンダーを長く快適に使うために、低騒音・低振動を考慮した機種をおすすめします。

④サンドペーパーの取り付け方法

クランプ式のイメージ画像
クランプ式 
マジックテープ式のイメージ画像
マジックテープ式

オービタルサンダーに使用するサンドペーパーは作業内容によって数種類が必要ですし、何と言っても消耗品なので、できるだけ安価に購入したいところです。

マジックテープ式は簡単に着脱できるので便利ですが、クランプ式であれば安価な市販品や高耐久のポリネットシート(メッシュタイプの紙やすり)を使用できるので、両方に対応した機種を選びましょう。

また、集塵穴を明けるための専用パッドも必要です。

穴明けパッドのイメージ画像

⑤スピード調整機能

スピード調整のイメージ画像

オービタルサンダーでのサンディングは、使用するサンドペーパーの荒さや研磨対象の状態にあわせて、スピード調整ができればとても便利です。

スピード調整の出来ない機種は「常に最高速」で運転することになるので、サンドペーパーも目詰まりしやすくなるからです。

また、集合住宅や夜間の作業で気になるのが騒音ですが、スピードを落とすことによる静音効果も期待できます。

快適なDIYを楽しむためにも、できるだけスピード調整機能がついた機種を選びましょう。

⑥信頼性

電動工具の信頼性は、外観や仕様からは判断できないので、私はメーカーの歴史やバリエーションの豊富さを一つの基準としています。

メーカーの歴史(2021年2月調べ)

メーカー名 会社の歴史
マキタ 1959年から電動工具専業(創業は1910年)
ボッシュ 1930年に電動工具部門を開設(創業は1886年)
HIKOKI
(旧日立工機)
1948年に日立のグループ会社として創業、2017年に日立グループから離脱してアメリカの投資会社KKRの傘下に入る
リョービ 1968年に電動工具部門を開設、2018年から京セラグループに入る

マキタは1959年(昭和34年)から、ボッシュは1930年(昭和5年)から電動工具を作り続けています。

永年にわたって、独自資本で電動工具を作り続けている両社、これは顧客の支持をなくしてはあり得ない実績なので、大きな安心材料となりますね。

最近では、名前の知らない「アジアメーカー」やDIY用として安価な製品を販売しているメーカーが目立ちますが、私の経験上おすすめできません。

電動工具は家電製品とは違って負荷の高い作業が強いられ、たとえDIY目的であっても、高い強度と安全性が必要になるからです。

例えば、漏電や感電事故を防ぐためには電気的な絶縁強度が強く求められます。

漏電・感電のイメージ画像

そのためには、構成される電気パーツの厳選や設計段階での安全確保が問われるのですが、これはメーカーに蓄積された「長年のノウハウ」によるところが大きいんです。

「性能が劣る」だけならまだ我慢できますが、安全性まで犠牲にしたのでは元も子もありません!

安価な製品には魅力がありますが、それに伴うリスクがあることも理解しましょう。
(何度も経験しながら、すぐに忘れる自分へのイマシメでした…)

5. オービタルサンダーの静音おすすめ機種3選

それでは、「オービタルサンダーの後悔しない選び方」で解説した内容に沿って、私が自信を持っておすすめできる機種3選を発表していきましょう。

①ボッシュ GSS23AE/MF 吸塵オービタルサンダー

ボッシュ オービタルサンダー GSS23AE/MFのイメージ画像

[スペック]

消費電力 190W =モーターの強さ
回転数 7,000~12,000/分 旋回軌道を何回まわるか
ストローク数 14,000~24,000/分 1回転(旋回)で2ストローク
変速 電子無段変速 ダイヤルで無段階調整可能
オービットダイヤ 2.0mm 軌道直径は×2=4.0mm
質量 1.4 Kg 本体重量
定格電圧 100V 家庭用コンセントのコード式です
振動3軸合成値 4.5 m/s² X,Y,Z、3方向に発生する振動の値
サンドペーパーサイズ マジックテープ式
93mm×186mm
専用品のみ使用可能(ワンタッチ交換式)
サンドペーパーサイズ クランプ式
93mm×230mm
市販品流用可能(ローコスト)
集塵機能 マイクロフィルター搭載
低振動設計  
電源コード 2.5m 作業可能範囲に影響します
穴明けパッド 付属 市販ペーパーを使用する時に必要

[特長]

  • 吸じんオービタルサンダー
  • イージーフィットシステム
  • マイクロフィルターシステム
  • 低振動設計
  • 電子無段変速

(メーカーオンラインカタログより)

[おすすめ理由]

GSS23AE/MFはボッシュのオービタルサンダーの中で、最大の研磨面積(93mm×186mm)を誇り、必須機能をすべて搭載した、とても優秀なモデルです。

おすすめ理由はたくさんありますが、重要なポイントを以下にまとめてみます。

研磨面積93mm×186mm
広い面積を効率的に研磨するためには、このサイズが便利です!
私は「小回りの利くサイズ」を意識して、他メーカーのミニサンダーを買ってしまいましたが、少し後悔しています。
置き場所などに問題なければ、このサイズがおすすめです。

マイクロフィルター式集塵機
ボッシュの集塵機能は、他メーカーのものより断然優れており高い集塵率を実感できます。
集塵バック式と違い、取付けがしっかりとしているので、作業中に漏れ出す心配が少なく安心できます。
また、ボッシュ独自のマイクロフィルターによって、排気がきれいなのも嬉しい機能です。
デメリットとして、清掃する際の取り外しが少し大変なのですが、「粉塵が飛び散る」よりは断然いいですね。

低振動、低騒音設計
これはボッシュの電動サンダー全機種に共通した美点で、特に夜間や集合住宅での作業にはありがたい性能です。

電子無段変速
サンディングは作品の仕上がりを左右する工程なので、材料の表面状態やサンドペーパーの番手によって変速できる機能はとても便利です。
また、低速にすることによって、騒音をさらに低減することも可能になります。
この機能の有効性は、実際に使ってみると実感できますよ。

サンドペーパーの固定方式
クランプ式とマジックテープ式の両方が使えるので、経済性と利便性が両立しています。
私は主に市販のサンドペーパーを切って使っていますが、コスト面でとても助かっています。

研磨能力も高く低振動、低騒音設計でとても経済的なモデルです。

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➁マキタ仕上げサンダーBO4900V

マキタ仕上げサンダーBO4900Vのイメージ画像

[スペック]

消費電力 330W =モーターの強さ
回転数 4,000~10,000/分 旋回軌道を何回まわるか
ストローク数 8,000~20,000/分 1回転(旋回)で2ストローク
変速 電子無段変速 ダイヤルで無段階調整可能
オービットダイヤ 2.6mm 軌道直径は×2=5.2mm
質量 2.5 Kg 本体重量
定格電圧 100V 家庭用コンセントのコード式です
振動3軸合成値 <2.5 m/s² X,Y,Z、3方向に発生する振動の値
サンドペーパーサイズ マジックテープ式
115mm×232mm
専用品のみ使用可能(ワンタッチ交換式)
サンドペーパーサイズ クランプ式
115mm×280mm
市販品流用可能(ローコスト)
集塵機能 ダストバッグ(ロック式)
低振動設計  
電源コード 2.5m 作業可能範囲に影響します
穴明けパッド 別売り 2,200円 市販ペーパーを使用する時に必要

[特長]

抜群の研磨力と低振動で使用感アップ。

自己吸じん機能でクリーン作業

[おすすめ理由]

マキタでは、比較的オービットダイヤの小さい機種を「仕上げサンダー」と表現されているそうですが、それでも(オービットダイヤは)2.6mmあり、搭載されるモーターも330Wなので、十分な性能が期待できます。

この機種は、マキタのオービタルサンダー系で唯一スピード調整機能が搭載されており、低振動、低騒音もしっかりと意識されているので、とてもおすすめできるモデルです。

メーカーさんへの質問事項は非公開が原則なので、詳しくは書けませんが、私が使っている「ミニ(オービタル)サンダーBO4555」より、10%以上静音化されているところが、大きな評価ポイントになりました。

ちなみに、カスタマーレビューで「静か」だと評価されている、同じマキタのBO3710よりも、研磨能力が大幅にアップしているにもかかわらず、騒音レベルは同等以下、となっているそうなので、おすすめしない理由がありませんね。

ダストバッグが外れにくく改良されている点も、好印象です!

ボッシュのGSS23AEよりかなり高価なのでNo.2となりましたが、木工DIYには最強のオービタルサンダーと言えるでしょう。

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➂マキタ仕上げサンダー BO3710 

マキタ仕上げサンダーBO3710のイメージ画像

[スペック]

消費電力 190W =モーターの強さ
回転数 11,000/分 旋回軌道を何回まわるか
ストローク数 22,000/分 1回転(旋回)で2ストローク
変速 なし  
オービットダイヤ 2.0mm 軌道直径は×2=4.0mm
質量 1.5 Kg 本体重量
定格電圧 100V 家庭用コンセントのコード式です
振動3軸合成値 3.5 m/s² X,Y,Z、3方向に発生する振動の値
サンドペーパーサイズ クランプ式
93mm×228mm
市販品流用可能(ローコスト)
マジックテープ式は別売りオプション
集塵機能 ダストバッグ方式(押し込み接合)
低振動設計  
電源コード 2m 作業可能範囲に影響します
穴明けパッド 別売り 550円 市販ペーパーを使用する時に必要

[特長]

  • 低重心ボディー
  • 自己吸じん機能&ダストバッグ

[おすすめ理由]

「スピード調整ができない」のが最大の弱点…。

それでもNo.3として紹介したかったのが「マキタ仕上げサンダーBO3710」となります!

それは、「騒音レベルが低くいことで、アマゾン評価が高い」からです。

メーカーさんの騒音データーでも、おすすめNO.2の「マキタ仕上げサンダーBO4900V」と同レベル(1%ほど大きいだけ)なので、これはかなり快適に使えるレベルです。

他にも、マイナスポイント(スペック表にアンダーライン)はあるのですが、仕上げ用サンダーとしては、研磨能力も十分、そして信頼の「マキタ製」ということで、見逃せませんでした。

もし、このモデルに「スピード調整機能」が搭載されていたら…「おすすめNo.2」にランクアップ…かも?

「使用頻度は低いけれど、ちゃんと使えるサンダーが欲しい」という、あなたにピッタリな1台です。

ただ、ダストバックは押し込み式なので、作業中の振動で抜けないように気を付けてくださいね!

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6. まとめ

「オービタルサンダー」は、木工DIYの仕上げ作業で大活躍してくれる電動工具なのですが、メーカーやモデルによって「研磨能力」や「騒音レベル」に大きな差があります。

特に静音については、本体の材質や構成部品、そして全体のバランスによって大きな差が出てくるようです。

同じ「マキタ製」でも、おすすめ機種にあげた「BO4900V」や「BO3710」は「静かなオービタルサンダー」として評価されていますが、私の使っている「BO4555」は、なぜか結構うるさい系なんですよね。

電動工具の騒音は、使用環境や個人差によって、気になるレベルは違ってきます。

楽しいDIYを続けるためには、出来るだけ静音・低騒音に心掛けたいものです。

今回の記事では、こういった部分にフォーカスして、オービタルサンダーの効果的な使い方と、後悔しない選び方を紹介しました。

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あなたにピッタリな機種!を選んでくださいね!

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