自動車のバッテリーあがり!対処法と防ぐ方法

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突然ですが、JAF(日本自動車連盟)の2021年ロードサービス出動理由NO.1は「バッテリーの過放電」だそうです。

過放電、いわゆる「バッテリーあがり」のことですね。

車を持つ限り、誰もが経験するトラブルではないでしょうか?

もちろん、車好きの私も幾度となく経験しましたが、対処法とその備えができていれば心配することはありません!

今回の記事では、私が実施している対処法と備え、そして防ぐ方法をすべて紹介します。

皆さんの参考にしていただければ嬉しいです。

バッテリーあがりの症状を確認する

突然エンジンがかからなくなった場合、頭をよぎるのがバッテリーあがり!

なのですが、原因が他にある場合は対処法も異なります。

まずは以下の項目を参照し、「バッテリーあがり」であることを確認しましょう。

メーターパネルの照明・表示を確認する

メーターパネル全点灯のイメージ写真
こんな感じで全点灯するはずです

バッテリーあがりの状態でも、通常はメーターパネル内の表示や照明程度の電力は残っています。

もし、全く表示しない場合は「メインヒューズが断絶している」など、他の原因も考えられるので、自動車の取扱説明書を参照してヒューズ(フューズ)のチェックをしてください。

ヒューズに異常がなければ、バッテリーあがりの可能性が高くなります。

エンジンのスタートボタンを押してみる

スタートボタンを押したときに(キーをスターター位置まで回したときに)、「カチ、カチ、カチ、カチ、・・・・」の断続音や「カチッ」といった音が聞こえる場合は、バッテリーあがりの可能性が高いです。

何も聞こえない場合、あるいはスターターモーター(セルモーター)が「キュルキュルキュル」と回る場合は、他の原因も考えられます。

こんな時は自動車の取扱説明書を参照して、ヒューズのチェックをしてみましょう。

取扱説明書の記載例

ヒューズに異常がなければ、バッテリーあがりの可能性が高くなります。

スターターモーターが回りヒューズにも異常がない、なのにエンジンがかからない場合は、燃料系や点火系のトラブルかも知れません。

安全を確保した上で、ロードサービスにお願いしましょう。

バッテリーのターミナル端子を確認する

ターミナル端子緩みのイメージ画像


バッテリーの電極に接続されているターミナル端子に、緩みなどがないかを確認してみましょう。

緩みがある場合は、接続不良による電圧不足も考えられるので、しっかりと締め直してエンジン始動を試みてください。

※ターミナル端子付近に白っぽい汚れがある場合は、清掃して再度接続し直しましょう。

それでもスターターモーターが回らなければ、バッテリーあがりの可能性が高くなります。

バッテリーあがりの対処方法

「バッテリーあがり」が疑われる場合、その対処法は大きく3種類に分かれます。

「取りあえずエンジンをかける方法」と「根治させる方法」、そして「将来のバッテリーあがりへの備え」です。

では順番に説明していきましょう。

取りあえずエンジンをかける方法

「突然のバッテリーあがり」への緊急回避的な方法なので、エンジン始動後は速やかに根治修理が必要です。

まずは落ち着いて、安全確保の上で対応しましょう。

ここでは、バッテリーあがりへの備え(ジャンプスターターやブースターケーブル)がない場合を想定して解説します。

各スイッチの状態を確かめる

バッテリーが弱ってくると、エアコンやランプ類、ハイパワーオーディオなどに電力を奪われ、スターターモーター(セルモーター)を回せなくなる場合があります。

すべての電装品(オートライト機能なども)をオフにし、ドアを完全に閉めた状態で再度エンジン始動を試みてみましょう。

うまくエンジンがかかれば、しばらくアイドリングで状態を(好ましくは少し回転を上げて)維持し、出来るだけ早く根治修理をしてください。

マニュアルミッション車の場合

昔からよく使われる方法、「押しがけ」が有効になります。

下り坂でない場合は人の助けが必要です、必ず周りの安全確保を最優先し、自己責任で実施してください。

注意!エンジンがかかっていない状態では、ブレーキブースターやパワーステアリングが作動しないので、「曲がる」「止まる」の操作に通常以上の力が必要です。

※オートマチックミッション車は、「押しがけ」できません。

それでは、押しがけの方法を紹介します。

➀ 電源を「イグニションON」に合わせる
ACC位置ではなくメーター内のランプが全点灯する位置です。
※ 差し込みキーの場合は、セルモーターが回る手前の位置。
※ スマートキーの場合は、ブレーキを踏まないで「スタート」ボタンを2回押した位置(車種によって異なる場合があります)

➁ ギヤを4速に入れてクラッチペダルを踏み込む。

➂ 車を前進方向に押してもらい惰力をつける。

➃ 少し惰力がついたところでクラッチペダルをはなし、タイヤの回転をエンジンに伝える。

➄ エンジンが正常であれば「ブルン」と目覚めるので、すかさずクラッチペダルを踏み込みニュートラルポジションにした上で、速やかに車を停車させる。

➅ メーターパネルに異常を示す表示(赤いランプの点灯など)がないことを確認する。

⑦ しばらくアイドリングで状態を(好ましくは少し回転を上げて)維持し、異常がなければエンジンを切らずに根治修理できる場所まで走行する。

前述二つの方法がダメだった場合

残念ながら、ロードサービスに頼るしか方法がありません。

最近の任意保険には、ロードサービス特約が付帯されている場合があります。

ほとんどの場合、ロードサービスを利用しても翌年の保険料に影響しないので、安全を確保した上で連絡しましょう。

任意保険のロードサービスを受けられない場合は、JAFのロードサービスが安心です。

全国共通JAFナビダイヤル:0570-00-8139

根治する方法

一旦、エンジンをかけることに成功しても、バッテリーが弱った状態にあることは変わりません。

走行後エンジンを停止すると、再スタートできないこともよくあります。

「取りあえず使えるので・・・」は、バッテリーの寿命を縮めることにもなるので、必ず根治修理をしましょう。

バッテリーあがりを根治するためには、その症状に合わせた対応が必要です。

以下の症状を参照して、対応してください。

エンジンがかかった状態で、バッテリーランプ/チャージランプ(エラー表示など)が点灯している場合

オルタネーターの故障が疑われるため、DIY修理は難しくなります。

修理工場に症状を説明し、修理を依頼しましょう。

エラー表示などがない場合

自然放電によるバッテリーあがりが疑われるため、メンテナンス充電によって根治することができます。

そのまま使っているとバッテリー劣化を促進させるので、必ずメンテナンス充電をしましょう。

※メンテナンス充電の詳細は後述します。

2回以上のバッテリーあがり

同じバッテリーで、2回目(以上)のバッテリー上がりの場合は、寿命がつきている可能性が高くなります。

その場合は、何度充電してもすぐにバッテリーあがりが再発し危険です。

バッテリーを交換して、根治しましょう。

※リフレッシュ/メンテナンス機能を備えたバッテリーチャージャーがあれば、機能回復できる場合もあります。

バッテリーのDIY交換は、以下の記事をご参照ください。

自動車のバッテリーを安全に交換し長持ちさせる方法自動車のバッテリーを安全に交換し長持ちさせる方法

将来のバッテリーあがりへ備えよう

使いたいときに車がつかえない、これはとても不便なことです。

「バッテリーを換えてから、あまり乗っていないのに・・・?」
はい、よく分かります。

それでも自動車用バッテリーは、あがってしまうことがあるんです。

でも安心してください!

「バッテリーあがり」の不安は、簡単な備えで克服することができます。

備えその1:ジャンプスターター

ジャンプスターター接続のイメージ画像

ジャンプスターターは、バッテリーがあがっときの緊急電源となります。

車載しておけば、いざというときにバッテリーを補助し無事にエンジンをかけられる優れものです。

私は、以下の条件を満たした製品を常備しています。

➀グローブボックスに入る小さなサイズ

➁USB電源から充電できる

➂十分な電気容量

➃手ごろな価格
下記製品はこれらの条件に加え、非常用LEDライトやスマホの充電もできるので、とても有効に使えます。

㊟接続は+側から、外すのは-側から

備えその2:ブースターケーブル

ブースターケーブルのイメージ画像

他の車のバッテリーにつないで、電力を確保するためのケーブル(電気コード)です。

小さなバッテリー用なら細いケーブルでも大丈夫ですが、細すぎると発熱したり、電力不足でエンジンがかからなかったりすることもあります。

なので、できるだけ太いケーブルがおすすめです。

ジャンプスターターがあれば基本的には必要のないアイテムですが、私は保険の保険的な意味で常備しています。

㊟接続は+側から、外すのは-側から

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バッテリーあがりを防ぐ方法

ここまでは、バッテリーがあがってしまった時の対処法を書いてきました。

でも、そもそもバッテリーがあがらなければ、対処に苦労することもありません。

この項では、バッテリーあがりの原因と防ぐ方法を解説していきます。

バッテリーあがりの原因

バッテリーあがりの原因としては、ヘッドランプやルームランプなど、電装品の消し割れが思い浮かびます。

でも、消し忘れをしていないのにバッテリーがあがることも!

下の図は、一般的な自動車における電力供給システムを図式化したものです。

一般的な自動車における電力供給の概念図

エンジンが稼働中はオルタネーターによって発電・充電され、消費される電力を補っています。

余剰分はバッテリーに蓄電されるので、理論上は消費と供給のバランスがとれた完璧なシステムと言えるでしょう。

でも、自動車用のバッテリーは自然放電しますし、まったく使っていない時でもECUデーターのバックアップ(保護)に電力が消費されます。

なので、チョイ乗りや長期間放置が多い場合は、充電によって消費分を補充しきれなくなるんですね。

そして、それらが複合要因となって、バッテリーあがりが引き起こされます。

バッテリー自然放電のイメージ画像

また、この一方的な電力消費や自然放電は「サルフェーション」という現象を招いてしまいます。

サルフェーションとは、バッテリーのマイナス電極に蓄積した硫酸鉛が結晶化した状態のことです。

こうなってしまうと、バッテリーへの充電効率が悪くなり、発生電圧も下がっていくので、頻繁なバッテリーあがりが発生することになります。

なので、自然放電を含む一方的な電力消費、そしてそれよるサルフェーションがバッテリーあがりの原因だといえるでしょう。

バッテリーあがりを防ぐ方法・メンテナンス充電

前項では、バッテリーあがりの主原因が、自然放電を含む一方的な電力消費とサルフェーションであることを説明しました。

自然放電が続きサルフェーションが進みます

これらを簡単に防ぐには、ずばり自動車を頻繁に使うことが有効!

エンジンをかけて走る事で、オルタネーターで発電された電気がバッテリーに充電されます。

その際に、電極に溜まっている結晶化前の硫酸鉛が電解液に吸収されるからです。
(一回に30分以上の走行が有効とされます)

でも、用事もないのに自動車を走らせることは、環境問題も含めて少し抵抗を感じますよね。

それに、サルフェーションが溜まってしまったバッテリーには、それほどの効果は期待できません。

そこで推奨されるのが「メンテナンス充電」となります。

メンテナンス充電では、消費・放電された電力を補充するだけではなく、サルフェーション化した電極をクリーンアップすることが可能だからです。

普段あまり使わない車の場合は、3ヶ月毎のメンテナンス充電が有効でしょう。

では、次にメンテナンス充電の方法を紹介します。

メンテナンス充電の方法

メンテナンス充電の方法は、とても簡単です。

全自動パルス充電機能を備えた充電器をバッテリーにつなぎ、半日~1日程度つなげておけば自動で完了します。

メンテナンス充電中のイメージ

電源のない駐車場を利用している場合は、バッテリーを取り外して自宅で実施することができます。

その場合はメモリーバックアップをつないでおくことで、ECUデーターの保護ができるので安心です。

メモリーバックアップのイメージ画像

※バッテリーの取外しやメモリーバックアップの接続方法は、別記事「自動車のバッテリーを安全に交換し長持ちさせる方法」のバッテリーの交換手順➂をご参照ください。

自動車のバッテリーを安全に交換し長持ちさせる方法自動車のバッテリーを安全に交換し長持ちさせる方法

充電器の機種によっては、「リフレッシュモード」や「メンテナンスモード」などが搭載されています。

一般的な充電器よりは高めですが、この機能はサルフェーションによって劣化したバッテリーの再活性化も見込めますので、決して無駄にはなりません。

接続することで、オルタネーターの健康チェックをしてくれるのも嬉しい機能です!

私はこの充電器を使用して、チョイ乗り車のバッテリーを6年間も使い続けることができました。

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まとめ

車の維持には相応の費用が伴いますが、使いたいときに使えなくなるのが「バッテリーあがり」です。

車検整備をして税金も払っているのに、バッテリーあがりは突然に…。

今回の記事では、そんな時の対処法と備え、そして防ぐ方法を紹介してみました。

自動車大好きの私が実施している生情報ですので、参考にしていただけると嬉しいです。

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